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介護付き有料老人ホームとは

24時間介護スタッフが常駐し、食事や入浴時の介助、掃除、洗濯などの生活支援、健康相談やリハビリなど、さまざまなサービスを提供しています。

介護付き有料老人ホームの定義

介護付有料老人ホームは、介護などのサービスが付いた高齢者向けの施設です。
介護が必要になっても、ホームが提供する介護サービス(特定施設入居者生活介護)を利用しながら、施設での生活を続けることができます。
「介護付」と表示するには、この「特定施設入居者生活介護」の指定を受けている必要があります。
特定施設入居者生活介護には介護保険が適用され、利用者さんは1割(一定以上の所得がある場合には2割または3割)の自己負担で利用可能です。

介護付き有料老人ホームで受けられるサービス

介護付有料老人ホームでは、主に

  • 食事や入浴、排泄介助などの介護サービス
  • 洗濯や掃除などの家事サービス
  • 24時間介護
  • 健康管理などのサービス

が提供されています。

施設により異なるサービスとしては、認知症対応やリハビリの内容、アクティビティなどに特色を持った施設があります。入居の際に希望される条件を整理し、見学などを通じて入居施設を決めることが、重要です。

居室に関すること

介護付き有料老人ホームには、居室に関する基準があります。入居者さまへの介助を問題なく提供できることを前提としています。

  • 原則個室(13㎡以上)
  • 介護付きの表示をすること
  • プライバシーの保護に配慮し、適当な広さを確保すること
  • 地階でない
  • 出入り口が緊急避難時に問題がないこと

一部施設では、福祉用具のレンタルができず、自己負担で購入するケースがあります。
介護付有料老人ホームでは、要介護者3人につき看護・介護職員は1人。介護と看護の人員基準が手厚いのが特徴です。

介護付き有料老人ホームの費用

入居時にかかる費用

特別養護老人ホームなどの介護保険施設では、初期費用はかかりません。しかし、有料老人ホームなどでは、入居時に「入居一時金」「前払い金」を払う制度があるところもあります。これは、特に居住費などが高くなりがちな都市部において、入居時にまとまった費用を前払いしておくことでその後の月額費用が安くなり、経済的な見通しを立てやすくなるというメリットがあります。一方で、高額な初期費用がネックとなり入居しにくいといったデメリットもあります。

入居後、毎月の費用

毎月、継続的にかかる費用は、以下のように分けることができます。

 

介護保険費用は要支援や要介護の認定度数によって、金額が変動します。また、事業所によりサービス加算があるなど、施設により対応が変わります。
居住費、食費は同地域内であっても、設備の充実度や広さによって、大きく変わってくるので、予算に余裕がない場合などは注意が必要です。

いずみ生協の介護付き有料老人ホーム

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